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Graduate from FC

FC卒業生 RYUJI
東京PDのLDとして活躍後、オーベルジュ開業の夢実現のため、箱根のオーベルジュへ転職。 現在はサービスを極めるためフランスへ、熊本でのオーベルジュ開業のため現在も奮闘中。
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入社:2007年9月 退社:2012年5月 (4年7ヶ月在籍)
所属部署:東京本社 コンサルティング事業部
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どのようにフードコネクションを知り、
なぜフードコネクションに入社しようと思いましたか?

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「ベンチャー×飲食」という
自分の中の2つのキーワードが合致、
より成長できる環境を求め本社スタッフ10名の
フードコネクションへ入社しました。
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初めてフードコネクションを知ったのは、確かインターネットの転職サイトだったと思います。当時は、“より自分が成長できる環境を”という考えから、あえて規模の大きくないベンチャー企業を中心に探していました。

それと、既にその頃から将来は飲食で独立したいという夢をなんとなく持っていたので、 「ベンチャー×飲食」という自分の中の2つのキーワードが合致したフードコネクションにすぐに応募しました。

面接で会社を訪問してみると、社員の方も社長も年齢の近い方ばかりで、 いい意味で競争意識が働いて自分の成長につながるなと感じました。
それと当時は、東京本社に10人ほどしかスタッフがおらず、まだまだ創業期という感じだったので、 この会社で僕自身も成長しながら会社の成長に貢献したい、会社が成長していく過程を体感したいと思い、入社を決めました。

写真1

入社後の仕事内容

入社してから退社するまで、主に新規開拓の営業をしていました。飲食店様にホームページ制作を提案する営業です。

最初の1~2年はとにかく自分の営業力を磨くことに必死だったと思います。 とくに1年目はなかなか受注できず、社長や専務に営業同行してもらったり、他支店に研修に行かせてもらって 営業のロープレをしてもらったり、色々と苦労したのを覚えています。悔しい思いもたくさんしました。

でもそうやって周囲の力を借りながら少しずつ経験を重ねていく中で、なんとなく自分のペースで営業できるようになってくると、どんどん営業に行くのが楽しくなっていきましたね。

1~2年目は個人の設定目標を追うことで精一杯でしたが、3~4年目になると、個人・チーム・東京本社全体の目標達成が課せられるようになりました。 今振り返ってみると、当時は人間的にも本当にまだまだ未熟で、日々試行錯誤の連続でした。月別の営業結果も良い時悪い時の波が激しかったと記憶してますし、チームを束ねる上でも上手くいったりいかなかったり…もどかしい時期が続きましたね。

そんな状況を打開するために、当時は毎晩のようにみんなで飲みに行って改善点を話し合ったり、チーム全体で課題を共有するためにミーティングを始めたり、新しい商材をつくるために社員旅行で新商材のコンペを企画してみたり…色んなことをトライして、もがいていました。

当時は、なかなかその成果を実感することはできませんでしたが、今思うと自分にとっても会社にとっても決してムダではなかったかなと思っています。

写真2

FCの良かったところ。身についたスキル、経験など。

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在籍当時のお客様で今だに仕事のお誘いや
ご連絡を頂ける方も。
フードコネクションは
一生の人脈を築ける会社だと思います。
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フードコネクションで経験できて良かったことは、大きく分けて3つあります。

まず1つ目は、なんといっても営業として多くの場数を経験できたことです。

それまでも2つの会社で営業を経験していましたが、業種の違いからなかなか営業の場数をこなすことができず、物足りなさを感じていました。フードコネクションに来てからほぼ毎日のように営業に出て、飲食店のオーナーと話をする機会を持てたのは嬉しかったですね。前述した通り初めは苦労もしましたが、元々人と話をするのが好きだったこともあり、 ある程度自分のスタイルが出来てくると営業に行くのが本当に楽しくなりました。
人それぞれに営業スタイルがあると思いますが、私の場合は、営業において「話す側」から「聴く側」に なれたことが一番大きな変化で、それが一番の収穫でもありました。 今はレストランの現場でサービスをしていますが、FCでの営業の経験が今とてつもなく役にたっています。

2つ目は、人の上に立つという経験を積めたことです。小さい組織ながらも、実際に複数のスタッフをまとめる立場に立つと、自分の未熟さや弱点に気付かされることが多々あります。

部下は上司が思っている以上に上司のことを良く観ています。だからチームをリ ードするためには 行動力とそれに伴う結果が求められるのですが、当時の僕には圧倒的に行動力が欠けていたと思います。 チーム全体で同じ目標を共有し、同じベクトルに向かって導いていくことの難しさを痛感しましたね。 ただ、この時の苦い経験が自分の成長に大きくつながっていると今は確信しています。

そして3つ目は、人脈です。

フードコネクションに在籍していた当時のスタッフとは、既に退職したメンバーも含めて今でも交流があります。 勉強も兼ねて気になるフレンチレストランに一緒に食事に行ったり、東京に戻る度に飲みに行ったり、フランスに行く際には船木社長に色々とお力添えも頂きました。 また、フードコネクション在籍当時のお客様で今だに仕事のお誘いやご連絡を頂ける方もいます。 退職した後も自分のことを気にかけてくれる人がいるということ、そうした人との繋がりを持てたことは僕にとってかけがえのない財産です。

フードコネクションは、そういった一生の人脈を築くことができる会社だと思います。

写真3
写真2

会社で改善して欲しかったこと。

当時を振り返ると、特に最後の1年ぐらいは色々と会社に対する不満や変化の必要性などを訴えていたように思いますが、今思うととても些細なことだった気がします。何に対して不満を抱いていたか…今となっては正直あまり覚えてません(笑)。

当時は部署ごとの横のコミュニケーションが上手くできておらず、人間関係でも多少ギクシャクしていた部分があったので、その辺りを改善したいという想いが強かったのではないかと思います。

あとは、売上げのベースとなるような商材をもう少し増やしたいというようなことを考えていたと思いますが、 まぁたぶん一番変わるべきだったのは当時の自分ですね。

表面的なことで色々と意見することはありましたが、会社の根本的な仕組みや制度等について何か改善して欲しいというのは、恐らくなかったと思います。

自分の夢について。

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オーベルジュ経営の実現に向けて、
フランス語の習得、ワイン・英語の勉強、
農業、酪農、ワイン造りなど、
やりたいことが目白押しです。
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私の夢、当面の目標は、日本でオーベルジュ(宿泊施設のついたフレンチレストラン)を経営することです。 元々のきっかけは、浪人時代に観たフジテレビの「ビーチボーイズ」というテレビドラマでした。

海辺の民宿を舞台にしたドラマだったのですが、その民宿で働くオーナーと若者の姿を見て、こんな生き方ができたらいいなぁと漠然と思ったのがきっかけです。

ただ、民宿では生活していくのが難しいので、他に自分に合ったスタイルがないかなぁと考えていたところ、 たまたま雑誌で「オーベルジュ」というスタイルがあることを知り“これだ!”と思いました。20代後半の頃だったと思います。
その後も自己分析を重ねていく中で、自分は周りの人が楽しそうにしている姿を見ている時が一番幸せだなぁと強く感じるようになり、そういう場所=オーベルジュを自分でつくりたいと考えるようになりました。

フードコネクション在籍中も既に自分の夢については周囲に公言していましたが、 やはりどうしてもオーベルジュの現場で働きたいという想いが日増しに強くなり、フードコネクションを退社させて頂くことになりました。

その後、実際にオーベルジュで働いてみて、やはり自分がやりたいのはこれだな ぁという揺るぎない確信を持つことができたので、そこからは夢の実現に向けてまっしぐら、という感じです。

写真1

FC退職後の仕事について。

 

「オーベルジュ シェ・マリー」(長野県)で2週間ほど料理研修 http://www.shezmari.com/
「箱根 オーベルジュ漣」で3年間サービス兼ソムリエとして勤務(在籍中にソムリエ資格取得) http://www.hakone-ren.jp/
「ル・スプートニク」(東京・六本木のフレンチレストラン【ミシュラン1つ星】)でお店のオープンから1年間サービス兼ソムリエとして勤務 http://le-sputnik.jp/
「restaurant PAGES」(フランス・パリのフランスレストラン【ミシュラン1つ星】)でサービス兼ソムリエとして勤務中 http://www.restaurantpages.fr/

写真2

現在の目標・夢。

今のところは、もう2年ほどフランスに滞在して、フランス語の習得とワインの勉強をしたいと考えています。 フランスの食文化を深く理解し、フランスでのコネクションを広げるためにも、まずはフランス語の習得が第一優先事項ですね。

その後は英語圏の国(オーストラリアかニュージーランドの予定)に行き、英語の習得と引き続きワインの勉強をするつもりです。 将来的に海外からのお客様も相手にすることを考えると、英語の習得も不可欠だと考えています。

それから日本に戻って開業準備をすることになると思いますが、最終的には実家のある熊本かその近辺でオーベルジュを始めたいと考えています。その後も、農業、酪農、ワイン造りなど…やりたいことが目白押しです。

写真3

FC既存スタッフへのメッセージ。

船木社長、桑島専務をはじめ、フードコネクション在籍当時のスタッフの皆さんには、本当に感謝の気持ちしかありません。当時、色々と指導して頂いたこと、時には意見をぶつけ合いながら切磋琢磨できたこと、全てが今の自分の成長に繋がっています。

若いスタッフの方々に伝えたいことは、とにかくフードコネクションで出来るだけ多くのことを経験して欲しいということです。私が在籍していた頃と違い、今は部署や仕事の役割も細分化され、支店も増え、非常に選択肢が増えていると思います。

海外支店に行くも良し、今の部署で頑張って管理職になるのも良し、営業マンが飲食の現場に入るのも良し。 場所や役職、部署を問わず様々な立場での経験を積むことで、人脈も広がり(深まり)、 多角的な視点を持てるようになると思います。そしてその人脈と経験が、将来どんな道に進もうと必ず生きてきます。

皆さんのご活躍を期待しています。

写真4

応募を検討している方へのメッセージ。

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自分に向上心があるか自問自答して頂き、
ある!という方には
是非フードコネクションの門を
叩いてもらいたいと思います。
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飲食に興味がある方だけでなく、将来独立を考えている方、形にしたいアイデアを持っている方、 とにかく自分のスキル(や人間性)を磨きたいという向上心を持っている方であれば、どなたでもピッタリの会社だと思います。

逆に、上記のうち1つも該当しない方には合わない会社だと思います。 フードコネクションはまだまだベンチャースピリッツを持った成長途上の会社だと思いますので、 OBとしてはやはりハングリー精神のある方に来て頂けると嬉しいですね。

飲食業界は過去5~10年がそうだったように、今後5~10年も間違いなく大きく変わっていきます。 社会的な要因だけでなく、国際的な要因、自然要因も含めて大きな影響、変化が出てきます。 私は現在フランス料理の現場で仕事をしていますが、身近な問題だけでも、人材不足(特にサービスマンの人材不足は深刻です)、労働環境の問題、予約ドタキャンの乱発など…課題は山積みです。だからこそフードコネクションのような会社の存在意義は今後益々高まっていくと思いますし、会社としての役割も多岐に渡っていくのではないかと考えています。

応募を検討されている皆さんには、まずは自分に向上心があるか自問自答して頂き、ある!という方には 是非フードコネクションの門を叩いてもらいたいと思います。そして縁あって入社されたあかつきには、飲食店のサポートという仕事を通じて飲食業界全体を盛り上げて頂き、 それぞれの役割の中で使命感を持って仕事に取り組んでもらえたら嬉しいですね。

satorun

上司

専務取締役
WAJIMA

RYUJIさんの当時の印象を教えてください。
体制がまったく整っていないなかで、本当によく頑張ってくれました。部下というか・・・一緒にアポ・営業をして、 悔しい思いも嬉しい思いも共有してきた、戦友です。
インタビューを読んでみて、RYUJIさんへの想いを教えてください
オーベルジュを作りたいという夢をずっと語っていたので、 本人が退職を決断し、オーベルジュで働きたいという話を聞いたときは、 うれしくも、また寂しくもありました。 (会社として営業のエースが抜けるのは大変でしたが笑) 退職後に飲みにいったときに、夢に向かって頑張ってる話は、 とても刺激になりますし、もっと頑張らないとと思います。 将来RYUJIがオーベルジュをオープンするときには、会社としても個人的にも、何かしら手伝いができればいいなーって思っています。 RYUJI、フランスからインタビューありがとう!

後輩

東京本社統括
TAMU

RYUJIさんの当時の印象を教えてください。
RYUJIさんとは入社月が一緒で、ほぼ同期という立場でした。 RYUJIさんは常に何事にも真摯な態度で臨んでいたのが、非常に尊敬できる部分でした。
インタビューを読んでみて、RYUJIさんへの想いを教えてください

オーベルジュという夢は入社当時から聞いていましたし、 その夢に向かって実際に行動に移せているのは、さすがRYUJIさんだなと感じました。 自分の夢に向かって、一歩一歩着実に歩んでいっている姿は、同期としてワクワクしますし、 刺激にもなっています。 僕自身の活躍で逆にRYUJIさんへの刺激になればと思う部分もありますので、 今後も切磋琢磨して、お互いの近況を報告しあえたらと思います。