個人店のミカタ for 飲食情報

PCサイトとモバイルサイト

今や私達の生活に切っては切れないものになった”スマホ”電車の中やテレビの前、はたまた友人と会話をしながら私達が日常の中でWebサイトを見ること検索することは10年前と比べ飛躍的に増えました。「時代の流れと共に姿を変えていく」広告にとって逃れることのできない宿命です。

Web広告でも先日、「流れの大きな分岐点」がありました。先月、4月21日にGoogleがリリースした「モバイルフレンドリーアップデート」です。

簡単に説明すると、スマホの検索画面で検索したときに、スマホユーザーにフレンドリーなサイトを検索で優位にしますよ。という内容です。ここで改めて注目されているのが「スマホサイト」です。

営業電話も多いですよね。Web広告を扱っている僕達も、これからどうスマホサイトと向き合っていくのかを考えさせられるタイミングに来ています。

皆さんは、PCサイトとスマホサイトどちらが好きですか?

1ユーザーとして個人的な意見だけ言ってしまうと、僕は、スマホサイトがあったとしても「PCサイトはコチラ」のボタンからPCサイトで閲覧した方が

安心できる気がしています。理由は色々ありますが、自分自身を突き詰めると辿り着く答えは「スマホサイトがまだ洗練されていないから」だと思います。

広告とは、「値段」や「住所」「電話番号」など「ごく単純」な情報をデザインを通すことによって「夢」や「感動」「リアリティ」に変え、伝えることを目的として制作されています。少なくとも弊社ではそうです。しかし、今、世にあるスマホサイトのほとんどがスマホで「見やすく」することを目的としたサイトです。著名・無名問わず世界各国のデザイナーが10年以上練り上げてきたWebデザインに対し、スマホサイトは本格的に始まって、3・4年。

スマホサイトのデザイン史はまだ始まったばかりなのです。「見やすく」することはもちろん「感動」や「リアリティ」をスマホというデバイスを通してどうデザインすれば伝えられるのか。飲食店の想いをどうすればお客様に届けられるか。そんなことを考えながら一店舗ずつ丁寧に、自分達なりのスマホデザイン史を創り上げたいと思います。

株式会社フードコネクション 満園雄博

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