こんにちは、株式会社フードコネクション アライアンス課の田村です。 飲食店を開業するオーナー様や店長様から、このようなご相談をよくいただきます。
「家庭ゴミとしてゴミステーションに出したらダメなんですか?」
「ゴミ回収の業者って、どこに頼んでも料金は一緒ですよね?」
「居抜き物件で前のお店の契約を引き継ごうと思っているけど、大丈夫かな…」

結論から申し上げますと、飲食店のゴミは「家庭ゴミ」として出すことは法律で禁止されています。 また、業者選びを間違えると、相場より高い金額を払い続けることになるだけでなく、最悪の場合、不法投棄の責任を問われて「営業停止」や「罰金」のリスクさえあります。

そこで本記事では、飲食店の「事業系ごみ」の正しいルールから、業態別のリアルな費用相場、そして年間数万円のコストダウンに繋がる「賢い業者選び」までを徹底解説します。

▼ もし今、こんなことで迷っているなら

  • 新規開業ですぐに回収に来てくれる業者を探したい
  • 今の回収費用が「高い」気がするので、安くしたい
  • 深夜・早朝の回収や、鍵預かりに対応してほしい
  • マニフェスト(管理票)など、法律周りがしっかりした業者を選びたい

記事を読み進める前に、「自社のエリアで安くて信頼できる業者」をすぐに知りたい方は、まずは業界に精通したプロにご相談ください。 弊社は多くの飲食店様を支援してきた実績から、各地域で優良なゴミ回収業者とのネットワークを持っています。

これから飲食店のゴミ回収について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 まずは、「なぜ家庭ゴミとして捨ててはいけないのか?」という基本のルールとリスクから解説していきます。

1. 飲食店が出すゴミは「事業系」! 家庭ごみとの違いと正しい区分

飲食店から出るゴミは、たとえ少量であっても「事業系ごみ(事業活動に伴って生じた廃棄物)」に分類されます。
「うちは小さなカフェだし、ゴミも少ないから家庭用のゴミステーションに出してもバレないだろう」 そう考えるのは非常に危険です。まずは、その理由とリスクを正しく理解しましょう。

1-1. なぜ「家庭用ゴミステーション」に捨ててはいけないのか?(法的根拠とリスク)

結論から言うと、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」違反となり、重い罰則が科される可能性があるからです。

法律では、事業者が以下の責任を負うことが明記されています。

【排出事業者責任(廃棄物処理法 第3条)】
事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を、自らの責任において適正に処理しなければならない。

つまり、税金で運営されている「家庭ゴミの集積所」に事業ゴミを出す行為は、「不法投棄」とみなされます。

▼ もし家庭ゴミとして出し続けると…?

  • 近隣トラブル: ゴミの量や種類(大量の生ゴミや業務用容器など)で、近隣住民や自治会から通報されるケースが後を絶ちません。
  • 行政指導・罰則: 悪質な場合、「5年以下の懲役」もしくは「1,000万円以下の罰金」(またはその併科)という非常に重い刑罰が科せられるリスクがあります。
  • 社会的信用の失墜: 「あの店はゴミ出しのルールも守れない」という噂が広まれば、地域での営業活動に致命的なダメージを与えます。

お店を守るためにも、正規のルートで処理することが絶対条件です。

1-2. 【図解】「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」の境界線

次に重要なのが、「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」の区別です。 この2つは法律上の扱いが全く異なり、回収を依頼すべき業者(許可の種類)も違います。

ここを混同すると、「契約している業者が、実は回収できないゴミを引き取っていた」という違法状態になりかねません。

特に飲食店では、生ゴミは「事業系一般廃棄物」、プラ容器・ビン・缶・廃油などは「産業廃棄物」に該当するため、分別を誤ると回収を断られたり、行政指導の対象になるケースがあります。 以下の表で違いを確認しましょう。

区分 事業系一般廃棄物 産業廃棄物
イメージ 「燃えるゴミ」に近いもの 「資源・プラスチック・危険物」など
主な品目 ・残飯、調理くず(生ゴミ)
・紙くず(紙ナプキン、箸袋)
・木くず(割り箸 ※木製)
・廃プラスチック類(弁当容器、ラップ、ストロー)
・廃油(天ぷら油、グリストラップ油泥)
・ガラス
・陶磁器(割れた皿、ビール瓶)
・金属くず(空き缶、調理器具)
処理方法 ① 自治体指定の処理施設へ自己搬入
または
② 許可業者への委託
許可業者への委託
(※産業廃棄物収集運搬業の許可が必要)
管轄 市区町村 都道府県
必要な許可 一般廃棄物収集運搬業許可 産業廃棄物収集運搬業許可

⚠️ ここが最大の落とし穴!「プラスチック」の扱い
飲食店オーナー様が最も間違いやすいのが「プラスチック製品」です。 家庭ゴミでは「燃えるゴミ」として出せる地域も多いですが、飲食店(事業系)の場合、プラスチック製の弁当容器、ラップ、ビニール袋、ストローなどは全て「産業廃棄物」になります。
間違い: 生ゴミとプラスチック容器を同じ袋にまとめて「一般廃棄物」として出す。
正解: 生ゴミは「一般」、プラスチックは「産廃」として袋を分けて出す。
※この分別を徹底しないと、回収業者が持って行ってくれないか、あるいは「全て高い料金(産廃扱い)」で請求される原因になります。コスト削減の第一歩は、この「分別」から始まります。

※自治体による例外ルールについて
一部の自治体(東京23区など)では、 汚れが落ちないプラスチック容器に限り、 「可燃ごみ(事業系一般廃棄物)」として排出することを認めている場合があります。 ただし、これはあくまで例外的な扱いです。 自己判断で混ぜると条例違反になる可能性があるため、 必ず店舗がある市区町村の「事業系ごみの出し方」を確認するか、 ゴミ回収業者に相談してください。

1-3. 自分で処理施設に持ち込む場合 vs 業者に委託する場合のメリット比較

事業系ごみの処理方法は、大きく分けて「自分でクリーンセンターに持ち込む」か「収集運搬業者に委託する」かの2択です。 コスト面だけで見れば「持ち込み」の方が安く済みますが、飲食店の現場運営を考えると、業者への委託には代えがたいメリットがあります。

▼ 業者委託の3つのメリット

肉体的な負担からの解放
ただでさえ激務の飲食業。閉店作業を終え、営業後のクタクタな状態で重いゴミを車に積み、処理施設まで運ぶ必要がなくなります。 また、多くの処理施設は平日昼間しか開いていないため、仕込みや休憩時間を削って往復することになります。この「時間と労力」をカットできるのが最大のメリットです。

衛生環境の劇的な改善(ゴキブリ対策)
回収頻度が低いと、どうしても店内にゴミを溜め込む期間が長くなります。 生ゴミの腐敗臭はお客様に不快感を与えるだけでなく、飲食店の天敵である悪臭や害虫(ゴキブリ等)の発生源となります。定期回収を利用すれば、常にゴミ庫を空の状態に保てるため、衛生管理レベルが格段に上がります。

コンプライアンス(法令遵守)の証明
業者と契約すれば、適正処理の証拠となる「マニフェスト(管理票)」が発行されます。万が一のトラブル時にも、店側が責任を果たしていることを証明できるため、安心して経営に専念できます。

2. 【業態別】飲食店のゴミ回収費用の相場シミュレーション

「結局、うちは月いくらかかるの?」 多くの飲食店オーナー様が最も知りたいのが、この「費用感」ではないでしょうか。
結論から申し上げますと、一般的な飲食店のゴミ回収相場は、月額 約1.2万円〜5.5万円とかなり幅があります。 なぜなら、お店の規模や業態(ラーメン店・カフェ・居酒屋など)、回収頻度・ゴミの種類(生ゴミ・廃油・ビン缶)によって料金形態が全く異なるからです。

そこで本章では、代表的な3つの業態を例に、「実際にいくらかかかるのか」を具体的にシミュレーションしました。 まず大前提として、料金は「エリア(都市部か地方か)」や「建物の条件(回収車が横付けできるか)」によって変動しますが、相場を知っておくことで「高すぎる見積もり」を見抜けるようになります。

2-1. 料金の決まり方:「月額固定制」と「従量課金制」どっちが得?

ゴミ回収の契約形態には、大きく分けて2つのパターンがあります。自店の営業スタイルに合う方を選びましょう。

契約形態 月額固定制(定期回収) 従量課金制(売掛・袋単位)
仕組み 毎月決まった金額を支払う。
(例:月額30,000円)
「1袋◯◯円」「1kg◯◯円」で計算。
出した分だけ請求される。
メリット ・毎月の経費が一定で管理しやすい。
・ゴミが多く出た日でも追加料金がない。
・ゴミが少ない月は安くなる。
・休業日が不定期でも無駄がない。
デメリット ・ゴミが少ない月でも費用が変わらない。
・長期休業中も基本料金がかかる場合がある。
・単価設定が割高になるケースがある。
・毎回計量や伝票記入の手間がかかる。
おすすめ コンスタントに営業する店舗(年中無休、週6営業など) 営業日が不定期な店舗(週末のみ営業、イベント出店など)

多くの飲食店では、「月額固定制」を採用しつつ、粗大ゴミや大量の臨時ゴミが出た時だけ別料金を支払う形が一般的です。

2-2. ケース①:ラーメン店・中華料理店(週5〜6回回収 / 重い生ゴミ・廃油あり)

【相場目安:月額 35,000円 〜 55,000円】
回収頻度: 週5〜6回(ほぼ毎日)
ゴミの特徴:
重量がある: 豚骨や鶏ガラなどの骨、残ったスープ、水分の多い野菜くずなど、とにかく「重い」のが特徴です。回収料金は重量に比例するため、高くなりがちです。
廃油: 揚げ物やスープ作りで出る廃油(ラード等)の定期回収が必須です。
コスト削減のポイント: スープはグリストラップ等で適切に処理して排水し、固形物は徹底して「水切り」を行うこと。水分を減らすだけで月額数千円〜1万円程度のコストダウンが可能です。

2-3. ケース②:カフェ・喫茶店(週2〜3回回収 / 軽い紙ゴミ・プラ容器メイン)

【相場目安:月額 12,000円 〜 25,000円】
回収頻度: 週2〜3回
ゴミの特徴:
軽量: コーヒーかす、紙ナプキン、サンドイッチのパンくずなどが中心で、重量は軽めです。
かさばる: テイクアウト用のプラカップや紙コップ、段ボールなど、軽いけれど体積(袋の数)が増えがちです。
コスト削減のポイント: 生ゴミが少ないため、臭いのリスクは比較的低めです。「毎日回収」ではなく「週2〜3回」に頻度を落とすことで、費用を大幅に抑えられます。また、段ボールを無料で回収してくれる古紙回収業者を探すのも手です。

2-4. ケース③:居酒屋・ダイニングバー(毎日回収 / 瓶・缶・大量の生ゴミ)

【相場目安:月額 30,000円 〜 50,000円】
回収頻度: 週6回、または毎日
ゴミの特徴:
混合: 調理くず(一般廃棄物)に加え、大量のビール瓶、一升瓶、缶、おしぼりの袋(産業廃棄物)が出ます。
深夜営業: 閉店後の深夜や早朝に回収を希望する場合、深夜割増料金がかかることがあります。
コスト削減のポイント: 最も注意が必要な業態です。「瓶・缶」は産業廃棄物、「生ゴミ」は一般廃棄物と、処理ルートが明確に異なります。 これらを混ぜて出すと、業者が分別作業を行う手間賃として「全て高い単価(産廃扱い)」で請求される恐れがあります。スタッフ教育で「分別」を徹底することが一番の節約術です。

「うちの場合はいくら?」と気になった方は、エリア相場を無料で診断できます。 実際の金額は、お店の場所や回収ルートによって変わります。「高い見積もりを出されないか不安」「適正価格を知りたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。

3. プロが教える、飲食店のゴミ回収費用を下げる3つのコツ

相場を見て、「想像より高い…」と感じた方も多いのではないでしょうか。 実は、業者を変えなくてもゴミの出し方を見直すだけで、月数千円〜1万円以上変わるケースもあります。 ここでは、多くの繁盛店が実践している3つの節約テクニックをご紹介します。

3-1. 【最重要】「産廃」と「一般」を徹底的に分ける(混ざると高い産廃扱いになるリスク)

コスト削減の基本にして最大の奥義は、「分別の徹底」です。
多くの回収業者は, ゴミの種類ごとに単価を設定しています。一般的に、「事業系一般廃棄物(生ゴミなど)」よりも「産業廃棄物(プラ・廃油など)」の方が処分単価は高く設定されています。
もし、生ゴミ(安い)の袋の中に、プラスチック容器やビニール袋(高い)が混ざっていたらどうなるでしょうか?

悪い例: 「面倒だから混ぜてしまおう」 → 業者は中身を細かく分別できません。リスク回避のため、「袋ごと全て産業廃棄物(高い単価)」として請求される可能性があります。
良い例: 「プラと生ゴミは別の袋にする」 → 生ゴミは安い単価、プラは高い単価と、適正な料金で計算されます。
スタッフへの教育は大変ですが、「混ぜればゴミ、分ければ資源(とコスト削減)」を合言葉に、分別ルールを徹底しましょう。

3-2. 生ゴミの「水切り」だけで重量は20%減らせる!

従量課金制(重さで料金が決まる契約)の場合、「水」を捨てるのにお金を払っているケースが非常に多いです。
実は、飲食店の生ゴミの約80%は水分だと言われています。 この水分を減らすだけで、ゴミ処理コストは劇的に下がります。
今日からできる対策:

  • ザルや水切りネットを一晩置いてから袋に入れる。
  • ギュッと絞ってから捨てる(専用の水切り道具を使うのもおすすめ)。
  • 飲み残しのドリンクやスープは、必ずシンクに流してから容器を捨てる。

仮に1kgあたり30円の処理費で、毎日10kgの生ゴミが出るとします。水分を20%(2kg)減らせれば、年間で約2万円以上の節約になります。

3-3. リサイクル可能なゴミ(ダンボール・古紙・廃油)は「有価物」として買い取ってもらう

「ゴミ=お金を払って捨てるもの」という常識を疑いましょう。 品目によっては、「有価物(価値ある資源)」として買い取ってもらえる、あるいは無料で回収してもらえる可能性があります。

  • 廃油(使用済み天ぷら油): バイオ燃料や飼料の原料として需要があります。量やエリアによっては、リサイクル業者が1缶あたり数百円〜数千円で買い取ってくれるケースもあります。
  • ダンボール・古紙: 古紙回収業者が無料で回収してくれることが多いです。事業系ゴミの業者に頼むと有料になる場合でも、古紙専門業者ならコストがかからないことがあります。
  • 金属くず(一斗缶・壊れた調理器具): スクラップ業者に持ち込めば、鉄やアルミとして買い取ってくれる場合があります。

「今の業者に全部まとめて頼む」のではなく、「売れるものは専門業者へ」とルートを使い分けるのが、賢い経営者の選択です。

4. 失敗すると罰則も?! 安全な回収業者を選ぶ5つのチェックリスト

ここまで、分別や水切りなど「自分たちでできるコスト削減術」をご紹介しました。 しかし、最終的にゴミを引き渡す業者選びの場面では、「安さ」だけで判断するのは非常に危険です。
廃棄物処理法には「排出事業者責任」という原則があり、委託した業者が不法投棄をした場合、依頼主である飲食店(あなた)も警察の捜査対象となり、罰則を受ける可能性があります。
自分の店を守るためにも、契約前に必ず確認すべき5つのチェックポイントをまとめました。

4-1. 「一般廃棄物」と「産業廃棄物」両方の許可証を持っているか?

飲食店から出るゴミは、生ゴミ(一般廃棄物)と、廃プラ・廃油(産業廃棄物)が混在します。 そのため、理想的なのは「両方の許可を持っている業者」、または「両方のルートを適正に手配できる業者」です。

  • 一般廃棄物収集運搬業許可: 市区町村長が発行(生ゴミ用)
  • 産業廃棄物収集運搬業許可: 都道府県知事が発行(廃プラ・廃油用)

特に注意が必要なのが「無許可業者」です。「何でも持っていきますよ」と言う便利屋などが、実は許可を持っていなかったというケースがあります。契約時に「許可証の写し(コピー)」を必ずもらい、期限が切れていないか確認しましょう。

4-2. マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行は明確か?

産業廃棄物(廃油、廃プラ、瓶缶など)を委託する場合、「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の発行・保存が法律で義務付けられています。 これは、「ゴミが店を出てから、最終処分場で処理されるまで」の移動ルートを記録する伝票です。

  • 紙マニフェスト: 7枚綴りの複写式伝票。5年間の保存義務あり。
  • 電子マニフェスト: Web上で管理。事務負担が軽く、行政への報告も自動化されるためおすすめ。

「うちはマニフェストとか面倒なんで出してません」という業者は論外です。即座に検討リストから外してください。

4-3. 深夜・早朝・不在時の回収(鍵預かり)に対応しているか?

飲食店の営業時間は夜遅くなることが多いため、回収時間も重要な選定基準です。

  • 深夜・早朝回収: 閉店後、また開店前の時間帯に回収に来てくれれば、営業中にゴミ収集車が横付けされることがなく、お客様へのイメージダウンを防げます。
  • 鍵預かり・不在回収: スタッフがいない時間帯に、勝手口や専用ゴミ庫の鍵を預けて回収してもらうサービスです。立ち会いの手間が省けます。

ただし、これらのサービスは「別途オプション料金」がかかる場合があるため、見積もり時に確認が必要です。

4-4. 見積書の内訳は「収集運搬費」と「処分費」が明記されているか?

見積書をもらったら、金額だけでなく「内訳」を見てください。 「ゴミ処理一式 〇〇円」というドンブリ勘定の見積もりは要注意です。 本来、廃棄物処理の費用は以下の2つで構成されています。

  • 収集運搬費: トラックで運ぶための費用(ガソリン代、人件費)。
  • 処分費: 焼却場や埋立地でゴミを処理するための費用。

これらが明確に分かれていないと, 例えばガソリン代が上がった時に「一律値上げします」と言われても、その根拠が正しいのか判断できません。透明性のある見積もりを出す業者は、信頼性が高いと言えます。

4-5. 緊急時のスポット回収(粗大ゴミなど)に対応できるか?

飲食店経営にはトラブルがつきものです。

  • 冷蔵庫が壊れた(大型の産業廃棄物)
  • 客席の椅子を買い替えた(事業系粗大ゴミ)
  • 年末の大掃除で大量のゴミが出た

通常のルート回収車(パッカー車)では、こうした大型ゴミは積めません。 いざという時に、電話一本で「別のトラック(平ボディ車など)」を手配してくれる対応力があるかどうかも、長く付き合う上で重要なポイントです。

5. 飲食店のゴミ回収に関するよくある質問(FAQ)

ここまで、飲食店がゴミ回収業者を選ぶ際に注意すべきポイントを解説してきました。 しかし実際の現場では、「廃油はどう処理するのが正解?」「連休中は回収してもらえる?」「割れた食器や改装ゴミはどうなる?」など、細かな疑問が次々に出てきます。 そこで本章では、飲食店オーナー様から特に多く寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

Q1. 廃油(使い終わった油)はどうやって捨てればいいですか?

A. 絶対に排水口には流さず、「産業廃棄物」として専門業者に回収を依頼してください。
廃油は産業廃棄物に分類されます。排水口に流すと配管詰まりや悪臭、環境汚染の原因となり、法律で厳しく罰せられます。 また、廃油はリサイクル資源(バイオ燃料や飼料、石鹸など)として価値があるため、量によっては「無料回収」や「買取」をしてくれる業者も存在します。契約時に必ず確認しましょう。


Q2. 年末年始やお盆休みも回収に来てくれますか?

A. 業者との契約内容によりますが、基本的には「要相談」です。
自治体のゴミ回収はカレンダー通りに休みますが、民間の回収業者は「365日対応」や「祝日シフト」で稼働している場合もあります。 ただし、多くの業者は年末年始(特に1/1〜1/3)を休業とするケースが多いです。「連休明けにゴミが山積みで営業できない!」とならないよう、契約前に年間カレンダーを確認し、必要であれば臨時回収を依頼しておきましょう。


Q3. 割れたお皿やグラスの捨て方は?

A. 「ガラスくず・陶磁器くず(産業廃棄物)」として扱います。
これらは産業廃棄物です。回収スタッフが手を怪我しないよう、厚紙や新聞紙で包み、袋の外側に「ワレモノ」「キケン」と油性ペンで大きく明記して指定の場所に置くのがマナーです。 ※通常の可燃ゴミに混ぜると、回収車の圧縮板で破裂し、作業員が大怪我をする事故に繋がります。絶対に混ぜないでください。


Q4. お店を改装した時に出た粗大ゴミは回収してもらえますか?

A. 通常の定期回収では持って行ってくれません。「スポット回収」を依頼しましょう。
壊れた椅子、テーブル、古くなった冷蔵庫、改装で出た木材などの大型ゴミは、通常のゴミ収集車(パッカー車)には入りません(投入口で詰まったり、回転板を壊したりするため)。 別途見積もりを取り、別のトラック(平ボディ車など)で回収に来てもらう「スポット回収」が必要です。無断でゴミ置き場に放置すると不法投棄トラブルになるので注意してください。


Q5. 家庭ゴミに混ぜて出すとどうなりますか?

A. 「廃棄物処理法違反(不法投棄)」となり、警察の捜査対象になる可能性があります。
「バレないだろう」と家庭用ゴミステーションに出す行為は犯罪です。 近隣住民からの通報や、開封調査(ゴミ袋の中身から店を特定する調査)ですぐに発覚します。見つかった場合、行政指導だけでなく、悪質な場合は「5年以下の懲役」もしくは「1,000万円以下の罰金」が科されるリスクがあります。お店の信用を守るためにも、絶対にやめましょう。


Q6. 保健所の検査でゴミ回収やゴミ箱は見られますか?

A. はい、営業許可の取得・更新時にチェックされる重要項目です。
保健所の検査では、「厨房の衛生管理」だけでなく、飲食店で使用している業務用ゴミ箱の管理状況や、廃棄物の保管・処理方法も確認されます。 具体的には、業務用ゴミ箱に蓋がついているか(害虫・悪臭対策)、ゴミ保管場所が清潔に保たれているか、適正な業者と契約しているか(マニフェストや契約書の有無)などがチェック対象です。契約書やマニフェスト(管理票)は、いつでも提示できるように店内に保管しておきましょう。

6. 業者選びに迷ったら「食のプロ」に無料相談を

ここまで、飲食店のゴミ回収におけるルールや費用相場、コスト削減のコツを解説してきました。 しかし、いざ自分で業者を探しようとすると、「ネットで検索しても、どの業者が良いのか分からない」「相見積もりを取りたいけど、何社も電話するのは手間がかかる」といった壁にぶつかるオーナー様も少なくありません。
そんな時は、ぜひ飲食店の支援実績が豊富な「食のプロ」にご相談ください。 私たちは単なる業者紹介サイトではなく、飲食店の経営課題を解決するパートナーとして、最適なゴミ回収業者をマッチングいたします。

6-1. 各エリアの「適正価格」で信頼できる優良業者をご紹介

弊社は長年の飲食店支援を通じて、各地域の信頼できるゴミ回収業者と独自のネットワークを構築しています。お客様が1社1社電話をする必要はありません。

  • 適正価格: 「相場より高い」契約をさせられる心配はありません。エリアごとの適正価格で、実績豊富な優良業者をご紹介します。
  • コンプライアンス: 許可証の有無やマニフェスト対応など、法令遵守の意識が高い業者のみを厳選。
  • 柔軟な対応: 新規開業の「保健所検査」に間に合わせたい方や、深夜回収をご希望の方も安心してお任せください。

6-2. 「今の条件のまま安くなる?」無料診断も実施中

「今の業者は対応が悪い」「料金が高い気がする」という方は、現在の請求書(明細)をご用意ください。 「条件を変えずに、どれくらいコストダウンできるか」を無料で診断し、より良い条件の業者をご案内します。

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飲食店のゴミ処理は、毎日の積み重ねが大きなコストになります。 賢い業者選びで、安心かつ利益の出る店舗経営を実現しましょう。あなたからのお問い合わせを、心よりお待ちしております。