個人店のミカタ for 飲食情報
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②3分で読める飲食業界情報

先程のコラムの続きです。
 
以下、成功の秘訣ではないですが
心揺さぶられたエピソードをまとめてみました。
 
★仕事の中に遊びがあり、遊びの中に仕事がある。
 をモットーにしていて遊びごころをいつも忘れない。
 
★半面、数字のことになるとめちゃくちゃ怖いと
 皆さんが口をそろえて言っていました。
 動画の中で、地元のよさこい祭りのダンスで
 優勝できると自信があったけど出来なかったときに
 受け入れられず悪態をついている場面などが少し見え
 結果に固執しこだわってきたから今があるのかなと
 感じました。
 
★歩くぐるなびと言われているくらい
 情報収集力が凄いらしいです。
→1店舗出すのに100軒覗き、を掲げているそうです。
 良いところをマネしてダメなところはマネしない
 とにかくインプット!インプット!インプット!を
 力を入れているそうですが、アウトプットは
 タイミングを大事にされているそうです。
    
★地元高知を大切にされていて、出店オファーが来るらしいのですが、
 小さい経済規模の町なので、お店が繁盛するとどこかのお店が
 つぶれてしまうという理由から、他に何か恩返し出来ることは
 ないかと考え、地域活性化として地元の《よさこい祭り》に
 ダイヤモンドダイニングでダンスチームを作って
 出場することにしたそうです。
 その先に何があるかを考え、大切なことを見据えた行動が
 素敵だなと感じました。
 
★安田氏が何度も言っていましたが、
 松村社長は人員配置、人の動かし方が極めて上手だそうです。
 ものすごく人を見ているそうです。
 
★松村社長が尊敬する“牛角”で有名な、株式会社ダイニングイノベーションの
西山社長から貴重なお話が聞ける機会をやっと取り付けたとき、
“為になるから”とライバルであるはずの塚田牧場で有名な株式会社
エー・ピーカンパニーの米山社長をその場に呼んで一緒に話を聞き
共に成長しようとする姿勢。
※自分たちの成長は外食産業の成長につながる。というその意識。
 
 
講演会の話に戻りますが、第二部である安田氏のお話は
時間もだいぶ押してしまい、急遽内容が変更になりました。
 
内容は安田氏から見た松村社長、というお話でした。
 
安田久(やすだひさし)氏とは、
1998年、刑務所風のレストラン「監獄レストラン アルカトラズ」で
一躍脚光を浴びました。
あの、マネーの虎に出演されていた有名人ですね。
次々とレストランを出店しますが、2011年に破産してしまいます。
現在は、“外食虎塾”というセミナーを開催したり
コンサルティングなどを中心に活動されています。
 
安田氏は会社を倒産させてどん底に落ちた時に、
昔からの仲間である松村社長に大変救われたそうで
心から感謝しているそうです。
 
失敗する社長をご自身の経験にあてがわれ
ご説明されていましたが、ご自身の分析としては
ちょっと良い生活が出来る現状に満足して
大きな目標がなかったからだとおっしゃっていました。
本気度、そこが松村社長との大きな違いだそうです。
 
安田氏はご自身のことをよく知っていらして
ダメな部分も受け入れ、なぜそうなるのかも
分析されているのが印象的で、ご自身を下げるような
発言をされていましたがすごい方だと感じました。
その上で松村社長のことを比較し、上げていて
本当に感謝しているのが伝わってきました。
 
外食産業は義理・人情・恩返しの世界。
横とのつながり・絆が深く仲間を作ることが大切、
といったような〆括りで終わりました。
 
飲食店のお客さまって
全員が全員というわけではありませんが
本当にそういう方が多いように感じます。
 
そもそも、きっとそんな熱い心のつながりを
大切にされる方だからこそ、そのつながりの場所となる
美味しいお酒とお料理と良い空間とサービスを提供できる
外食産業を選ぶのはとても自然な流れなのかもしれないと
感じた講演会でした。
 
最後までお読みいただきありがとうございました^^
 
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