こんにちは。

株式会社フードコネクションの石田です。

飲食店オーナー様においては、新規集客は常に頭を悩ませる課題のひとつかと思います。

また新型コロナウイルスの影響で、新規集客はより一層難しくなっていることは間違いありません。

しかしながら、一般消費者は毎日新しいお店を探しているのも事実です。

我々も飲食店のweb販促を取り扱って17年が経ちましたが、正直に申し上げて、コロナ禍の今現在、ホームページがもっとも必要とされる時期を迎えています。

それはなぜなのか、以下の目次にそって説明いたします。

 

目次

1)飲食店探しの主流「Google」対策はグルメサイトではできない

2)見られるのはどっち!?「ホームページ」VS「グルメサイト」

3)コロナ禍だからこそホームページが効果的

 

 

1)飲食店探しの主流「Google」対策はグルメサイトではできない

以下のグラフは、飲食店探しをどのサイトで行っているかがわかるものです。

スマートフォンが普及した2011年ころを境に、大手グルメサイトの検索数が大きく低下。

一方で右肩上がりに伸びているのが「Google」で直接「焼肉(緑線)」や「居酒屋(紫線)」などのお店を探す方です。

※直近ではGo To Eatキャンペーンの影響で2020年10月11月は利用者が増えましたが、キャンペーン終了で12月には利用者が大きく減っています。

 

事実、某グルメサイトの2020年3月期の決算短信を見ると、ユーザー数は大きく低下して、売上は前年比約20%減となっております。

また、コロナでこのグルメサイト離れは加速しました。

外出が減り、家にいることが増え、行動範囲は狭まりました。

一般消費者が今いる場所から近くのお店を探すため、位置情報を活用してすぐに探せる「Google検索」をするようになったのです。

 

 

 

2)新規に見られるのはどっち!?「ホームページ」VS「グルメサイト」

皆様のweb媒体がどれほど、新規集客に威力を発揮しているのか、簡単に調べていただける方法を紹介します。

【1分診断可】屋号を知らない消費者に見られているのか!?あなたのお店のweb集客力をチェック

■診断方法

お手元のスマートフォン(Google※)に以下のような文言を入れて検索してみてください。

※日本ではGoogleユーザーが7割を超えているため

①「(自店がある地域)+(自店の業態)+(自店の強み)」

※自店の強み:個室、魚、肉、日本酒、ワイン、など業態ではないもの

②「 (自店がある地域)+(自店の業態)+(利用シーン)」

※利用シーン:記念日、接待、お食い初め、宴会、デート、一人飲みなど

③ 「 (自店がある地域)+(自店の業態)+ (自店の強み) + (利用シーン) 」

例:目黒 居酒屋 日本酒

■診断基準

合格基準は、「マップに表示(上部赤枠)」もしくは「検索結果(下部赤枠)※2ページ以内」に表示されていれば「合格」です。

「①②③のどれにも表示されなかった方」は危機的状況かもしれません。

屋号を知らないお客様を獲得できていない可能性があります。

0〜1個は要改善

2個は及第点

3個は優秀

 

私も多くの飲食店オーナー様に「屋号以外の検索でお店の情報にたどり着けますか?」と尋ねると、多くのオーナー様が「・・・」と絶句されることがあります。

実はグルメサイトはGoogle検索に露出しづらく、そもそもが「(地名)+(業態)」で探してもらうよう設計されており、現代の「近くのランチ 持ち帰り」「近くのおしゃれなカフェ」「感染対策したお店」などの多様化した検索ワードに反応しづらいのです。

弊社が作るホームページはGoogleの検索に露出するように設計されており、コロナ禍でのテイクアウトなどの取組や、業態によってはアクセス数を伸ばしているお店も多くいます。

 

以下は一例です。

2020年4月~2020年12月までのデータ

閲覧数が右肩上がりで伸びています。

以下はホームページにたどり着いた検索ワードです。

テイクアウトやおせち、フレンチタコスなど、多様な検索ワードで調べホームページにたどり着いていることがわかります。

このデータを見ていただいてわかる通り、現在多くの消費者がGoogle検索を利用しており、多様化した検索ワードでお店を探しているので、結果として「ホームページ」の方が現在の新規集客には効果的なのです。

 

3)コロナ禍のホームページ集客事例

事例① 都心のテイクアウト成功事例

全国有数の政令指定都市のターミナル駅そばにあるビストロのお店は、テイクアウト用にワンハンドで食べられる独創的なタコスを販売しました。

店内一部を改装し、テイクアウト用のショーケースを設置。

また販促では販売開始直後にテイクアウト用ホームページを増築。

さらにプレスリリースで情報公開すると、そのおしゃれな見た目と、気軽に食べられる本格的な味わいが注目を集め、多くのメディアにも取り上げられました。

SNSへの投稿を毎日続けており、日に日に認知を広げております。

今ではファンが付きテイクアウト販売を開始した2020年7月売上の数倍になっています。

 

事例② 郊外の宅配・来店集客成功事例

23万人都市にあるロードサイドのハイクラスな寿司屋さんは、コロナ前から出前と仕出しを行っており、売上構成比は全体の約30%でした。

しかしながら、コロナの影響で4月、5月の全体売上は前年比75%ほどに。

以前からGoogle検索で「(地名) 寿司 出前」で1位におり、緊急事態宣言後からすぐに出前の注文が急増しました。

出前や仕出しの新規・既存の注文が増え、一時は店内売上よりも外販の売上が勝った月もあったそうです。

また、7月以降コロナ禍で新しく出前や仕出しをご注文いただいたお客様が来店され、売上の10%を外販から獲得できたとのこと。

現在は全体売上の「店内60%」「外販40%」となっおり、コロナ前よりも売上が良い月もあるとのことです。

 


以上のように、コロナ禍の現代や多様化した検索キーワードに対して、対策がしっかりと施されたホームページは飲食店においてもっとも新規集客ができる武器になります。

「新規集客の相談をしたい」「話を聞いてみたい」、もしくはすでにホームページをお持ちの方も、グルメサイトで簡易ホームページを制作された方向けに、ホームページ無料診断も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

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