大阪支店のKです。

 

昨年利用しそびれてしまった誕生日給付金を今年初めて利用させていただきました!

今回選んだお店は、姫路にある「淡流」(たんりゅう)さん。

店内は土壁と手のこんだ内装、そして気持ちのいい一枚板のカウンターは8席のみの、日本料理のお店です。

 

恥ずかしながら、「日本料理」というものの知識が浅く、色々と教えていただきながらのお食事でした。

そもそも日本料理の始まりは、諸説あるかと思いますが、千利休が始まりなんだとか。

お茶の際に食事を出すことから生まれた懐石、そこが始まりだそうです。

そのため、日本料理をされてる方には、茶道や華道をされてる方も多いそうです。

また、日本料理を極めていくと、皆さん器にこだわりが出るそうで、いい器に出逢うと、「まだ自分の料理がそこに達してない」「その器に見合うような料理ができるように」とよりいっそう精進するそうです。

前置きが長くなりましたが、そんなお話をしながらお料理がはじまります。

 

まずは先付八寸から

イイダコの酢味噌がけ、白菜みたいなキャベツでふぐを巻いたものなど、見た目や食感でも楽しめるものばかり。

 

続いて、2月というこもあり、恵方巻が出てきました。

端っこの海苔は下の写真のように巻くのが流行りだそうです。知らなかった^^;

パリパリの海苔は最高。もちろん西南西を向いて。

 

お次は、猪肉とかぶを炊いたもの

優しいお出汁でお肉の甘みと旨味がじゅわっと溢れます。

 

そして、伝助穴子のお造り

オーナーの地元がお近くということで、姫路の地のものにこだわりたいという想いが伝わります。

 

この辺で日本酒へ。

オーナーに辛口めでチョイスしていただきました。

また、こちらの酒器がまた素敵です。ついつい飲みすぎてしまいます。

 

こちらはふぐの白子の炙り

大きい大きい白子をじっくり炙ってくださいます。

 

ふぐのおかき揚げ

おかきの塩気がほんのり効いてて、身がぷりぷりで美味しいです。

 

締めの前にあったかいお野菜

こちらも出汁と野菜の旨味でなんだかほっこりします。

お野菜には「名残り」「走り」などという呼び名があって、

冬の名残りと春の走りを感じながら、本日のコースの余韻に浸ります。

 

いよいよ締めの御飯物

加西で穫れたヒノヒカリ

炊きたてのごはんは、そのままでも十分。まさに贅沢の極み。

 

香の物もどれも美味しかったです。

 

最後は水物。文旦とバニラアイスでお口なおし

 

そして、甘味。椿餅にオーナーが丁寧にお抹茶を立ててくれました。

 

日本料理は引き算のお料理とよく言われますが、いかにシンプルで素材をどう活かすか?を突き詰めていくようです。

日本人が大事にしてきたものが感じられた特別な日になりました。

 

【淡流】

兵庫県姫路市朝日町58 メゾンソレイユ 1F

11:30~12:30
18:00~20:00

079-240-8872

仕入れの兼ね合いもあるようですので、ご予約がおすすめです。

 


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