こんにちは！大阪ディレクターのMです。
飲食店がかつての賑わいを取り戻しつつある、今日。
すこしハードな日続き、食欲はあるけど疲労からかなんだか胃腸もイマイチ元気がない。。。
こんな時は参鶏湯（サムゲタン）だ！
ということで、今回は韓味一 朴邸 （カンミイチ パクテイ） さんを予約。もともと大阪の鶴橋で40年近く営業をされていて、その姉妹店がこちら本町にお店を構える「韓味一 朴邸 」さん。
本店は今年でお店を閉じられ、朴邸さんが実質の本店として営業されています。
こちらで楽しめるのは韓国宮廷料理をベースに構成されたコース。主役はなんといっても本場の参鶏湯！！
完全予約でコース1本（1人10,000円税抜き）というのも、お店の意気込みを感じます。
入り口はこんな感じで、うっかりすると通り過ぎちゃう笑
お店は階段を下った先にあります。
通していただいたのは個室。
そして定番のビールで乾杯！
※飲みものはコース料金に含まれていました
このお顔の方がきっと朴 三淳さん
食前酒は45年ものの高麗人参酒
飲みやすいように割ってありましたが、お腹がポッポしてきます。
そこから運ばれてきたのは、前菜12品がずらーっと！
品数は知ってたけど、並ぶと圧巻。韓国料理のおもてなしの心を感じます。
・白菜キムチ
むかし韓国の友達が出してくれたキムチにそっくりで、辛すぎず塩味も丁度いい上品で美味しいキムチ
・韓国海苔佃煮
甘じょっぱい味つけで、本当にマッコリとの相性抜群！これで飲める。
・チャプチェ
むちむちの韓国春雨。見た目ほど味が濃くなく優しい味つけで箸が進みます。
・韓国若かぼちゃのニナムル、もやしのナムル、みょうがのナムル
韓国若かぼちゃはズッキーニみたいな食感で、どれも箸休めにいい役割。
・チヂミ
カリっと焼き上げたチヂミ。このタレが美味しかった!
・大根のチョリム
チョリムとは韓国式の煮物のこと。醤油ベースの味つけで味が染みてて日本人にも馴染みのある一品。
・朝鮮人参の刺身
6年ものの朝鮮人参で「6年根（ろくねんこん）」と呼ばれ、栄養価も高く一級品として取り扱われているそうです。ハチミツをつけて食べます。お味は…大地のエネルギーを頂いている、そんな味がしました笑
・渡り蟹ケジャン
辛そうに見えるんですが、程よい辛さで美味いしい！ひと口と言わず、もっと食べたい笑
・酒蒸しした鮑の鮑粥
これが絶品。思わず唸りました。
やわらかく蒸された鮑はむちむちっとした食感。鮑の旨味を余すことなく含んだおかゆは優しく染み渡る美味しさ。主役じゃないのに、こだわりと手間暇感じる逸品に感動。
前菜の途中でボクスンドガ 生マッコリ追加。
すごく口当たりが軽く、フルーティーで飲みやすい（ので注意です）！
ほどなくして豚肉骨付きカルビ到着。
お店の方が丁寧に焼いてくれます。
お肉は柔らかくてジューシー。タレに漬けこまれているので、そのままでも美味しのですが、ここはコチュジャンをつけてサンチュに巻いていただきました。
たぶん、その辺の焼肉専門店より美味しいと思う。
マッコリがすすみますね！
そしてついに！
参鶏湯のお出ましです！くつくつくつ。。。ドキドキドキドキ。
ジャーン
お店の方が食べやすくほぐしてくれます。
鶏肉の中にはもち米が詰められていて、赤い実がクコの実、朝鮮人参、なつめ等の漢方といっしょにじーっくり煮込んでいるそうで、鶏肉の身はホロホロ。
少しとろみの付いたスープは、鶏の旨味が全て出ているんだけど、鶏白湯とも違う滋味を感じる美味しさでした。「お腹一杯」とか言いながらもう一杯、もう一杯と気づけば完食。
最後にコーン茶と最中アイスをいただき、フィニッシュ。
お腹も心も満たされ、大満足なディナーでした！
なんと最後にあの「マッコリ泥棒」と呼んでいた海苔の佃煮をお土産で頂きました！
嬉しすぎる。
余談ですが、あんなに食べたのに
翌日は持たれることもなく、なんだか身体スッキリ元気！
後調べですが…
韓国料理と聞くと辛いイメージがありますが、そもそもの韓国料理には食べるものは全て薬になるという「薬食同源」という思想が基盤にあんだとか。だから、素材そのものの味わう素朴さが特徴だったりするわけですね。
どのお料理も繊細でしたし
何よりも美味しい参鶏湯ごちそうさまでした！！
店舗情報
【 韓味一 朴邸 （カンミイチ パクテイ） 】
電話番号：06-6448-0355
住所：〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町１丁目７−１７
アクセス：大阪メトロ「本町駅」から徒歩2分、「肥後橋駅」から徒歩5分
営業時間：17：00～
定休日：不定休
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